経理財務の英語力がなかなか伸びない中で有用な支援ツール まとめ

急に英語ができるようになれ!は中学から大学まで英語を勉強してきたにしても、なかなか難しいです。

今は昔とは違って多種多様な支援ツールがありますので、経理実務で今日時点でつかえるツールを見てみたいと思います。

 

目次

 

 

Google翻訳(テキスト翻訳)

テキストで仕事をするのであれば、最早最強ですね。一昔前は「んっ?」という翻訳結果も多かったですが、最近では殆ど手直し不要なことが多いです。ファイナンス的な言い回しでも間違いが少ないので、最近の進歩はすごい。

社内且つメールでやり取りがすむレベルの仕事であれば、Google翻訳があればホントに誰でも仕事ができると言っても過言ではないですね。ただし外部の顧客とのやりとりや契約書などの公式文書は、Google翻訳の結果をそのまま使うのは危ないので、必ず英語のできる人の最終チェックをした方がよいです。 

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Google Docs(テキスト書き起こし)

ここでも書きましたが、Google Docsの音声入力(無料)を使えば、英語で話している内容をそのままDocsに書き起こしてくれますので、それを見て、聞き取れない英単語を確認する方法があります。「通訳」とは程とおいですが、後で見返すことで何を話していたのか、や英語スキルアップのベースには使えると思います。 

MS Officeにも翻訳機能がありますね!

support.office.com

 

Microsoft Translator(同時通訳)

会話も同時通訳してくれます。個人的には人と人とのコミュニケーションは自らの言葉でするべきと思いますが、仕事では通訳機能は使えますね。

youtu.be

 

Arcstar(テレビ会議中に自動翻訳)

これがあればだいぶん楽ですね。翻訳の精度やスピードは実際には課題があるかもしれませんが、どんどん技術は進んでいくことを考えると、より一層の期待が持てますね。

youtu.be

 

GLAMMERY(英文文書のチェック)

上記で紹介したテキスト翻訳のツールを使っても、公的文書や多数の人におくるメールはカッコよく、ちゃんとした文法や言葉遣いの英文にしたいものです。

また日本語版はないようなのですがGLAMMERYという力強い無料ツールがあります。日本語で使い方を紹介しているページはこちら。

 

POCKETALK

まだ仕事で使っている人を見かけたことはありませんが、翻訳コンニャクですねこれはもう。これがあるなら英語できなくてもよいかも。。。と思わしてくれますね。

 

 

以上、ここで紹介したツールを十分に活用すれば、英語での業務の支障はだいぶんなくなるものと思います。それぞれが会計・経理・税務用語をどこまで綺麗に翻訳してくれるのかは検証が必要ですが、いずれもAIだったり継続的改善がなされるので、翻訳の精度はどんどん上がっていくでしょう。

実際には忙しい中で、それぞれのツールをしっかり理解して、仕事場に導入して、というのはパワーの居る作業ですので、まずは一つどれかを導入して、実際の効果を感じてみるのが良いかもしれないですね。

私自身は、ラッキーなことに帰国子女だったので英語は不自由がありません。血の通った話をするには、とか信頼関係をつくるにはやはり顔を突き合わせて、生身の自分のことばで、自分が発信しないと。。。と考えてしまいますが、そうも言ってられない場合にはぜひテクノロジーの力を活用していきたいですね。