2020年時点で実際に導入できる経理財務分野のテクノロジーまとめ(その2:BIツール)

 その1からの続き

 

⑥BIツール

 BIツールにはインターフェース(ユーザーが使ったり見たりする画面)が、エクセル寄りなものと、そうでないものに大別されます。自社にあったものをしっかり選びたいところです。

すでにたくさんのツールがあるので選ぶ際は悩むかと思います。

Gartner社がこんな感じでBIツールを評価してるのですが、ビジョナリーか?とかマーケットリーダー化?というかなりハイレベルな視点になっています。

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このレベルの目線だと、現場レベルにおいてのBIツール選定にはあまり使えませんので、管理会計に携わる実務家目線で分類してみましたので、参照してください。

 

 

実物を見たり触ったりした経験のあるものだけをプロットしてます。

 

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ゴリゴリ自分たちでデータをいじりたい、いじるべきチームにおいては、エクセルに近い操作感の方をお勧めします。

 

PLに集中したい場合はPL管理向き、PLではなくてKPIのデータ(CRMとかWebのパフォーマンスとか)に重点を置きたい場合はKPI管理向きをお勧めします。

 

しかしながら、こうして分類してみると、PL系はエクセルより、KPI系はエクセルじゃない系に大別されています。あまり意識してきませんでしたが、各々両立するものがつくりづらいのかもしれませんね。(私が出会ってないだけかもしれませんが)