2020年時点で実際に導入できる経理財務分野のテクノロジーまとめ(その1)

テクノロジー イラスト素材 - iStock

 

AIやDXといった単語をメディアで見かけない日はないですが、実際に現時点で経理財務において導入できるものは何があるのか?を棚卸してみました。

 

導入できるテクノロジーの一覧。

他にもありそうですが日進月歩の世界ですので網羅して追いかけるだけでも大変です。

①会計/連結システム

②AIOCR

➂RPA

④債権債務の自動消込

➄実地棚卸自動化

⑥BIツール

➆決算開示ツール

⑧ウェブ会議ツール

➈チャットツール

➉チャットボット

⑪電子承認

⑫自動監査ツール

⑬AI(将来予測・異常検知)

クラウド環境

 

 

ここから先は、詳しく解説しているサイト紹介をしておきたいと思います。

 

①会計/連結システム

ERPの比較サイトです。会計/連結システムは基本の基本だけに、何を導入するのか、またどのタイミングで更新するのか大変悩ましいですね。

SAPを使われている会社においては、2025年問題がやってきますので大きなグローバルカンパニーだともうプロジェクトを組むことを考え始めるタイミングです。

個人的には、ERPで全業務を統合!はもはや自体遅れな気もしますが、全社の効率性を考えるなら、大きな組織であればあるほどERPが選択肢になってくるのでしょうね。

www.clouderp.jp

 

 

 

②AIOCR

最近は特に経費精算を楽にするプロダクトで見られるテクノロジーですが、手入力が鳴るなると本当に便利ですよね。

経験的にはまだ2020年の段階では完全にスキャンだけで人手を介さない、というところまでは来ておらず、目検チェックが必要な領域が残っていると思いますが、それにしても全部入力するより全然楽で素晴らしい技術だと思います。

コスト削減効果もわかりやすい、ユーザーもみんな楽になるので受け入れられやすい、といった観点からも導入のハードルは比較的低い技術だと思います。

streamedup.com

 

 

 

 

➂RPA

 RPAはもはや下火かもしれませんが、仕組みをつくれる人が(一人はNG、数名ならOK)社内にいれば、細かい作業の自動化を推進できるツールです。

今のところ、色々事例を見聞きしましたが、膨大な数の自動化モデルをつくらないとPayしない(またはつくってもPayしない)ケースが多々ありますので、よほどの大企業じゃないと導入メリットが享受困難。もっとコモデティ化して安価になるのを待つ方が賢そうです。

tm999.hatenablog.com

 

 

④債権債務の自動消込 

債権や債務の消込作業は骨の折れる作業ですね。

地味だが根気や耐力(期限までに突合おわらせないといけない、というプレッシャーに対して)がないと勤まらない仕事。

 

取引先も含めて取引の電子化が進んでいけば、もっと楽になりますね。

すでに消込を助けてくれるツールは世の中にいくつもでてます。

www.youtube.com

 

 

➄実地棚卸自動化

イメージはしていたのですが、すでにありました。

棚卸を自動でやってくれるサービスが!

かなり斬新で、ここまできたか、と感動します(笑)

まだ周りで実装されている会社は聞いたことがないですが、今後が楽しみです。

www.youtube.com

 

 

その2へ続く。