例えば支払のための請求書の伝票処理から支払いまでがテクノロジー化した場合

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例えば、経理事務員が伝票をシステムに入れる「入力作業」をしているとする。果たしてこの作業は自動化され、この事務員は仕事を失うのでしょうか。

もしすべてが自動化されているとすれば、それは以下のような業務プロセスで実現されると考えらます。(このイメージすら、いま現在私が想像可能な前述の10のキーテクノロジーに限定されているとは思いますが。。。)

 

仕入先から購入したものやサービスに対する請求書が電子ファイルで送付される

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受領した電子ファイルのデータをAIが読み取り

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 AIがチェック作業を行う。

 ・システムにある仕入決裁情報との一致。

 ・支払の内容、支払先、支払金額、支払期日等のエラーチェック。

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形式的エラーがあれば、仕入先に自動返信(支払期日が過去日であったり)

内容的エラーがあれば、社内の仕入決裁者/申請者に判断請求

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内容的エラーは人がチェックして、後処理を判断する。

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システムに買掛金データが登録される。

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支払日に基づきシステムが支払いデータを作成する

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ネットバンキング(若しくはそれに代わる)システムに支払いデータを自動で送信する

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ネットバンキング上の情報は他銀や取引先ともリンクしており、支払い内容が仕入先が認識している請求データを一致していることを自動で瞬時に照合。

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一致した場合には支払いによる債務消去の仕訳がシステムで計上される。

不一致の場合にはエラーデータが決裁者及び担当者に自動で飛ぶ。

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決裁者及び担当者が個別対応

 

 

このようなプロセスが実現すると、人間が登場するのはエラーが生じた際の2か所のみだ。

この場合、入力やチェック作業に関しては殆ど機械が自動でやるので、人が割かなくてはならない時間は大幅に減ると思われます(工場の製造ラインの機械化のように)。

一方で、人間抜きではこの業務プロセスを維持して、運営することは当面は不可能と言えます。それは、なぜでしょうか(続く)