英文ファイナンス用語:PLとISの違い

損益計算書 皆さんはPL(ピーエル)と言いますか? それともIS(インカム ステートメント)と言いますか? 日本ではPLと呼ぶのがかなり一般的だと思います。 ISと読んでる人は見たことないです。 そもそもこの違いは何でしょうか? UKなど欧州ではPL、米国で…

英文ファイナンス用語:RevenueとSalesの違い

英語でファイナンス業務をやっていると、Sales(セールス)またはRevenue(レベニュー)という単語を良く使います。 直訳すると Salesは売上。 Revenueは収益。 なのですが、説明資料などを見ていると、時々混同して使われているケースを見かけます。すなわ…

英文ファイナンス用語:SPAC

SPACは「スパック」と発音します。 Special Purpose Acquisition Companiesの略称で日本語だと特別買収目的会社。 すごく簡単に言ってしまえば 「どこかの会社を買収するために、株式市場を通じて買収資金を集める」という特別な目的を達成するための会社と…

英文ファイナンス用語:D&O保険

D&O保険は 「ディー アンド オー」保険と読みます。 D&OはDirectors and Officers の略です。 会社法430条の3第1項では、この種の保険契約を「役員等賠償責任保険契約」と呼んでいます。 平たく言うと役員が訴訟を受けたときにカバーしてあげる保険です。 税…

英文ファイナンス用語:xP&A

FP&AはFinancial Planning and Analysisの略語ですが、 xP&AはExtended Planning and Analysisの略で 「エックス・ピー・アンド・エー」と読みます。 属に米国では、FP&Aの次はxP&Aだ!という議論が起きているようです。 実際に広まるかはまだ不透明ですが。…

英文ファイナンス用語:Burn Rate と Cash Runway

Burn Rate スタートアップや新規事業のファイナンスじゃないとあまり耳にする機会はないかもしれません。「バーンレート」と読みます。 日本語では「現金燃焼率」 日本語にするとなんとなくイメージがわくかと思いますが、要は現金を燃料と考えた場合に、ど…

英文ファイナンス用語:Goodwill

「Goodwill」読み方はそのまま「グッドウィル」 「のれん」のことです。 経理財務経験者であれば「のれん」ですぐにわかると思います。 勿論この「のれん」ではありません。 ルーツはありますが(笑) 「のれん」自体の価値は「布」の価値になるわけですが、…

英文ファイナンス用語:Negative Confirmation

Negative Confirmation(ネガティブ コンファーメーション)。 直訳すると「否定的な確認」という、なんだかわかるようなわからないような日本語になります。 日本語でも特に監査用語なのですが、「消極的確認」という、意味を知らない人にはちんぷんかんぷ…

一番わかりやすいWACCの説明の仕方

ファイナンスの人間はときとして、他の部門に対してめちゃくちゃわかりやすくファイナンス用語を説明する必要があります。 投資判断にかかわるものについては、特に経営の意思決定に影響が及ぶので、わかりやすく、正しく、専門用語について説明できる必要が…

一番わかりやすいNPVの説明の仕方

ファイナンスの人間はときとして、他の部門に対してめちゃくちゃわかりやすくファイナンス用語を説明する必要があります。 投資判断にかかわるものについては、特に経営の意思決定に影響が及ぶので、わかりやすく、正しく、専門用語について説明できる必要が…

一番わかりやすいIRRの説明の仕方

ファイナンスの人間はときとして、他の部門に対してめちゃくちゃわかりやすくファイナンス用語を説明する必要があります。 投資判断にかかわるものについては、特に経営の意思決定に影響が及ぶので、わかりやすく、正しく、専門用語について説明できる必要が…

英文ファイナンス用語:CVR

CVRは「Conversion Rate」の略称で、英語では「シー ビー アール」と読みます。 直訳すると「変換速度」になりますが、もはや「コンバージョン」がそのまま日本語化しているように思います。 そのため、日本語でやりとりするときは「CVR」は「コンバージョン…

英文ファイナンス用語:Closing

「Closing」は決算という意味。 単に「Closing」だと決算・締めの作業を指します。 使用例: 「Closing Process」決算プロセス 「Closing Procedure」決算手続き 「Closing Checklist」決算チェックリスト 「Monthly Closing」月次決算 「Quarter-end Closin…

英文ファイナンス用語:Materiality

Materiality(マテリアリティ)は、普通に辞書で引くと「実質的」とか「具体的」という意味がでてくると思います。 ですが、会計、税務、監査のファイナンス領域でMaterialityを使用する場合、「重要性」という意味を持つことが殆どです。 例えば、監査報告…

英文ファイナンス用語:ROESG

ROESGは「アール オー イー エス ジー」と読みます。 ROEとESGを組みあわせた造語になるため、以下の略語ということになります。 ROE:Return on Equity (自己資本利益率) ESG:Environment、Social、Governance (環境、社会、ガバナンス) 大企業、上場…

英文ファイナンス用語:ROIC

ROICは「ロイック」と読みます。 「Return on Invested Capital」の略で日本語役は「投下資本利益率」。 計算式:(営業利益×(1-実効税率))÷(株主資本+有利子負債) 詳しいことは他のサイトに譲りますが、 端的に言えば、 調達してきた資金(株主資本…

英文ファイナンス用語:TBA、TBC、TBD

ファイナンスに限りませんが、実務をやっているとTBDやTBAといった単語を見かけることがあると思います。 TBAは「To Be Assigned」(これからアサインする)の略語で「ティー ビー エー」と読みます。 文書を見ずに、口頭で同じ意味を伝える際には「To Be As…

英文ファイナンス用語:GRP

ファイナンスというよりマーケティング用語ですが、TV広告を実施する企業におけるファイナンスの人は理解必須の用語です。 GRPはそのまま「ジー アール ピー」と読みます。 gross rating pointの略。 計算方法や意味合いについてはWikipediaがわかりやすくて…

英文ファイナンス用語:Churn Rate

Churn Rateは「チャーンレート」と読みます。 解約率のことを指します。 SAASビジネスやサブスク系の事業で用いられる指標になります。 どんな計算になるかというと・・ 月初の会員が100名いて、同月に10人退会したら、 月次のチャーンレートは10÷100で10%。…

英文ファイナンス用語:NDA

一般用語ですが、知らないと恥ずかしい単語です。 Non-Disclosure Agreementの略で、「エヌ ディー エー」と読みます。 中堅以上になってくると当たり前に知らないとまずい単語ですが、若手のうちは経理財務だと社外のパートナーと契約うんぬんという話には…

英文ファイナンス用語:IRR

IRRは検索すると、「Internal Rate of Return」の略称で、日本語では「内部利益率」と呼ばれます、なんて情報が山ほど出てくると思います。 読み方は「アイ アール アール」です。 外国の人と英語でやり取りする際も「アイ アール アール」でOKです。 発音は…

英文ファイナンス用語:Rev Rec

Rev Recは「レブ レック」と発音します。 理解してないと、「レブ レック」と聞いても 何のことを言ってるのか理解ができませんので、 特に会計の仕事を英語でする人は注意が必要です。 新会計基準の話もありますし、よく出てくる単語だからです。 こたえは…

英文ファイナンス用語:OMO

OMOは「Online Merges with Offline」の略称で、オーエムオーと読みます。 正確にはファイナンス用語というよりもマーケティング用語ですが、FP&Aをやる人は理解していないと恥ずかしい思いをする(かもしれない)略語です。 OMOについては、事例も掲載され…

英文ファイナンス用語:MRR

MRRはMonthly Recurring Revenueの略で、「エムアールアール」と読みます。 直訳すると、「毎月、継続した、収益」になりますが、主に近年はSAASの業界で使われている重要な経営指標になっています。 SAASビジネスでは、ライセンスや使用料が売れると、解約…

英文ファイナンス用語:SAAS

SAASは「Software as a serivice」の略で「サース」と読みます。 ファイナンス専門用語ではないのですが、SAASって何ですか?はかなり時代遅れな感がありますので一体なんであるのか?はファイナンスパーソンも理解をしておくべき用語だと思います。 一言で…

英文ファイナンス用語:Sense of Urgency

Sense of Urgencyという表現を聞いたことありますか。 中々日本語に直訳するのが難しい英語です。読み方は「センス オブ アージェンシー」で伝わります。 ネットで検索すると「緊迫感」や「切迫感」が出てきます。例文では「スピード感」と訳されている場合…

英文ファイナンス用語:Feasibility / Feasibility Study

Feasibilityは「フィージビリティ」と読みます。そのままですね。 Wikipediaだと、Feasibility Studyは 『プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討することで、「実行可能性調査」「企業化調査」「投資調査」「採算性調査」とも呼ばれ、「F/S」と略記』…

英文ファイナンス用語:Rationale

Rationaleは「ラショナール」と読みます。 直訳すると「根拠」や「論拠」ですが、ファイナンスの世界でもよくつかわれる単語です。 例えば 「What's you rationale to spend this money?」は 「その投資をする根拠は?」となりますが、 ニュアンス的にはもっ…

英文ファイナンス用語:Tax ID

日本法人のTax IDを教えて?と海外のファイナンス担当者から聞かれることがあります。 これは海外での子会社や支店登記の際、また海外との送金に関連して申請などする際に現地で必要になるからです。 ですが、日本企業においてはTax ID = 納税者番号なるも…

英文ファイナンス用語:Assumptions

Assumptionsは「サンプションス」と読みます。 辞書で引くと「仮定」と出てくると思いますが、そのままの意味でOKです。 但し、ファイナンスにいると、事業計画や予算、投資計画などなど将来の数字をつくる場面が多いですが、その数字はどういった「仮定」に…